テスト
0.28.0の新機能
プロジェクトのテストスイートを実行します。現在は必ずpytest
を実行します。pytest
は仮想環境にインストールする必要があることに注意してください。これは、lint処理やフォーマット処理で自動的にバックグラウンドで使用されるruff
とは異なります。したがって、これを使用するには、pytest
を開発依存関係として宣言する必要があります。
$ rye add --dev pytest
プロジェクトのsrc
フォルダーに隣接するtests
というフォルダーにテストを配置することをお勧めします。
pytestの使用方法についての詳細情報は、Pytestドキュメントをご覧ください。
サンプル
テストスイートを実行します
$ rye test
platform win32 -- Python 3.11.1, pytest-8.0.2, pluggy-1.4.0
rootdir: /Users/john/Development/stuff
plugins: anyio-4.3.0
collected 1 item
stuff/tests/test_batch.py . [100%]
引数
-
[EXTRA_ARGS]...
テストランナーへの追加引数。これらの引数は、基盤となるテストランナー(現在は必ず
pytest
)に直接転送されます。追加の引数は、--
マーカーを使用して他の引数から区切る必要があることに注意してください。
オプション
-
-a, --all
: ワークスペース内のすべてのパッケージをテストします -
-p, --package <PACKAGE>
: 特定のパッケージのテストスイートを実行します -
--pyproject <PYPROJECT_TOML>
: このpyproject.toml
ファイルを使用します -
-v, --verbose
: 詳細な診断を有効にします -
-q, --quiet
: すべての出力をオフにします -
-i, --ignore
: 指定したディレクトリを無視します -
-s
,--no-capture
: テストランナーのstdout/stderrキャプチャを無効にします -
-h, --help
: ヘルプを表示します('-h'でサマリーを参照できます)