init
このコマンドは、Rye を使用して新しい Python プロジェクトまたは既存の Python プロジェクトを初期化します。既存の Python プロジェクトがあるフォルダで実行すると、そのプロジェクトを変換して Rye をそこでブートストラップしようとします。それ以外の場合は、完全に新しいプロジェクトをゼロから作成するために使用できます。
詳細については、基本ガイドを参照してください。
例
$ rye init
success: Initialized project in /Users/john/Development/my-project.
Run `rye sync` to get started
引数
[PATH]
: プロジェクトを配置する場所 (デフォルトは現在のパス)
オプション
-
--min-py <MIN_PY>
: このプロジェクトでサポートされる最小の Python バージョン -
-p, --py <PY>
: 仮想環境で使用する Python バージョン -
--no-readme
: readme を作成しない -
--no-pin
: .python-version ファイルを作成しない (requires-python が使用されます) -
--build-system <BUILD_SYSTEM>
: 使用するビルドシステム (デフォルトは hatchling)?[有効な値:
hatchling
,setuptools
,flit
,pdm
,maturin
] -
--license <LICENSE>
: 使用するライセンス? SPDX 識別子 -
--name <NAME>
: パッケージの名前 -
--private
: プライベートプロジェクトに使用される "Private :: Do Not Upload" 分類子を設定します -
--no-import
: setup.cfg, setup.py、または requirements ファイルからインポートしない -
--virtual
: これを仮想パッケージとして初期化します。仮想パッケージは依存関係を持つことができますが、それ自体は Python パッケージとしてインストールされません。また、公開することもできません。
-
-r, --requirements <REQUIREMENTS_FILE>
: pyproject.toml を初期化するための requirements ファイル -
--dev-requirements <DEV_REQUIREMENTS_FILE>
: pyproject.toml を初期化するための開発用 requirements ファイル -
-v, --verbose
: 詳細な診断を有効にする -
-q, --quiet
: すべての出力をオフにする -
-h, --help
: ヘルプを表示する ('-h' で概要を表示)